付き合う人は選べ!!
お久しぶりで。宮本です。
前回のブログをあげてからだいぶ期間が空いてしまいました。
この時期は、入試と合格発表が立て続きにあり、元々やせ気味の体形がさらに痩せてしまい、
若干体の重い日々が続いています。
改めて、日頃からの食事の摂り方やメンテナンスは大事だなと感じております。
現在、中学入試が落ち着いて、残すは、高校入試です。
この時期に毎年のように思うことは、環境・友人というのは大事だなということです。
自分が責任者をしている塾では、集団授業がメインとなっています。
集団授業のメリットは、
・仲間と切磋琢磨できる。
・自分の現状の成績位置を常に確認できる。
・自分が限界だと思っている以上の量やペースの勉強を行う。
・分からないところは、教えあえる。
など、他にもあるとは思いますが、挙げられます。
その中でも、一番大切なものは、一緒に勉強ができる仲間の存在だと思います。
だからこそ、責任者として大切にしていることが、一緒に勉強ができる環境を整え、塾での友人関係を築かせていくことです。
これは、経験からもなんとなく感じていたことではあるのですが、確信に変わったのが心理学の大家である、ジュディス・リッチ・ハリスの本、『子育ての大誤解 上ー重要なのは親じゃない』
を読んでからです。
子育ての大誤解〔新版〕上――重要なのは親じゃない (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: ジュディス・リッチ・ハリス,橘玲,石田理恵
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 文庫
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この本には、「子どもをしつけるのは不可能である」ことが書かれてあります。
それまでの心理学では、「子どもの性格が良いか悪いかは親のしつけの問題だ」と捉えられていました。これは、今でも言われていることですね。
しかし、彼女が述べているのは、
子どもはなぜ親のいうことを聞かないのか?ということです。
そして、なぜ親のしつけは意味がないのか?の答えです。
それは、子どもたちは、親ではなく同年代の友達から学び、友達の輪から外れないように行動するからだそうです。
親のしつけと友達の行動が相反した場合は、親の言うことを無視するということが研究の結果として出されてあります。
これを知ると、塾に通っている生徒たちは、塾の友達の勉強の努力を見て、勉強を始めたり、成績の良い友達の勉強方法を真似て成績を伸ばしたりと、講師からの影響というより、友達の影響を大きく受けているなと実感するようになりました。
子どもたちですら、友達の影響をまともに受けるのであれば、大人なら尚更に影響が出るんだろうなと思います。
よく言われることに、普段よく付き合っている人たちの平均年収と自分の年収は大体同じだということがありますが、その通りだなと。
塾、しつけ、年収と話が飛躍していますが、今ある環境に納得できていないなら、付き合う人たちを変えることが第1歩だと、そういえば、Beat the controlの小野さんも言っていたなと思い出しました。
それでは、今日はこのへんで!