正しい目標設定!

こんばんは、宮本です。

 

この前に引き続き今日は、目標の立て方について書いていこうと思います。

 

目標を立てるときに、多くの人は、「今年は、○○をする。」とか「今年は、○○になる。」というふうに立てていますよね。

 

例えば、会社の経営者や管理者だったら、

「今年は、優れたリーダーになる。」

とかです。

 

このような目標は、響きとしてはいいのですが、具体性がないのです。

具体性がないと行動が取れなくなってしまいます。

そして、せっかく立てた目標なのに、モチベーションが上がらず、三日坊主で終わってしまうことが多々あるわけですね。

 

このような状態にならないために、目標を立てるときに役立つのが「SMART原則」です。

 

SMART原則とは、

 

S(Specific):具体的であり、

M(Measurable):測定可能で、

A(Achievable):努力で達成可能な

R(Related):結果にフォーカスした

T(Time-bound):時間の期限付き

 

といったものです。

 

例であげた「今年は、優れたリーダーになる。」という目標を見てみると、

「S」については、「優れたリーダー」って何?と具体的でないことがわかり、

 

「M」については、「優れたリーダー」っになったと誰が判断するの?となり、

 

「A」については、そもそもどのような努力をして、何をもってして達成したと言えるの?となり、

「R」については、「優れたリーダー」になるってそもそも何のためになるの?となり、

 

「T」については、いつまでに、「優れたリーダー」になるの?となります。

 

これを見て、目標が達成できると思いますか?

おそらく、1年後に、何となくなった気がするか、変わっていないかのどちらかだと思います。

 

ここで、最初に考えることは、そもそも何で「優れたリーダーになる。」という必要があるのかということです。

 

もしかすると、「優れたリーダーになって、売り上げを伸ばしたい。」のかもしれませんし、「優れたリーダーになって、新製品を開発したい。」のかもしれません。

 

この部分をまずは、明確にする必要があるのです。

 

ですから、もし、売り上げを伸ばすために、「優れたリーダーになりたい」のであれば、そもそもの目標設定が間違っていたということになりますね。

 

ここで、「セールスライターとして独立する」という目標をSMARTの原則を用いてざっと作ってみます。

 

S=具体的か?

セールスライターとして、セールスレター1本10万円の顧客を5社見つけて独立する。

 

M=測定可能か?

顧客5社と契約する前に、仮契約先10社とする。

そのために、無料でセールスレターを書く提案を20社に対して行う。

無料セールスレターを書く顧客候補を50社ピックアップする。

 

A=努力で達成可能か?

友人や知り合いの経営者、現在引先のある会社をもとに、50社の見込み顧客は可能。

現在の仕事をしながら50社に提案して、20社に無料提案をすることは、3ヶ月で可能。

 

R=結果にフォーカス

セールスライターとして独立し、顧客会社を通して、社会に貢献できることは

自分のコアバリューとあっている。

 

そして、セールスレター1本10万円の顧客5社と契約を結ぶことで、安定した起業時の資金繰りができる。

 

T=時間の期限つき

2019年4月までに実現する。

 

かなり強引にはなったけど、ぼんやりしたものが、具体的になり、明確な目標設定になったのではないでしょうか。

 

これは、あくまでも一例ですので、新しい年を迎えるにあたって目標を立てるときに参考にしてもらえたらと思います。

 

それでは、今日はこのへんで!